ファッション通販の要点

「成長しようとすれば、本質的なこと、根本的なことを解決しないと。それが経営のすべてじゃないですか。原理・原則がないのは、ルールがないゲームと同じ。成功しようがない」「日本の小売業は人のフンドシで勝負するから失敗する」「日本の小売業は日和見だから、好きになれません。人のフンドシで勝負する。そういう人たちばっかりなのですよ。だから失敗する。そんな、人のフンドシで勝負するような小売業は、第一に、買うお客が信用しない。第二に、そこで働いている社員も信用しないよね」「現在の小売業の仕組みでは、価格破壊はできません。日本の小売業は従業員が多いから、人件費は高いし、家賃の高いところに出店している。固定費率が高いから、商品の粗利益率も大きく取る。こんな店は、価格破壊者とはいえない。一方、ディスカウンターというと、なにかを犠牲にして安い値段にしているとか、安い値段も一時的というイメージがありますよね。安く売るシステムをきちんとつくらないと、継続的な価格の引き下げはできません。(小売業の閉塞状況は)日本の小売業を経営している人たちが金持ちになったんじゃないかと思うのですよ。とくに大手の小売業は、商売で儲けるよりも資産に頼った経営をしている。それでダメになったんじゃないですか。事業をやっているなら、本業で儲けないと話にならない。それが、企業が大きくなると資産が増えて、資産に頼るようになる。小売業はわりと地域限定的な商売ですよね。その小売業でさえ、世界的にみれば、課題は経営のグローバル化です。世界で戦う以上は、国際的なレベルに効率を上げないと生き残れませんよ。なにも小売業だけではありません。ほかの産業だっていっしょだと思うのです。効率の悪い企業は先進国で生きられなくなる。日本は今から高齢化社会になるでしょう。働けなくなる人が増えてくるから、効率を上げていかないと日本自体が国民を養えなくなりますよ」

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